ポケットレター
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スムーズに入国するために、入国審査での質問に備えて移民法弁護士がポケットレターと呼ぶ書類を携行するのも一つの方法です。
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ポケットレターがあれば入国が保証されるわけではありません。あくまでもお守り替わりですが、それでも本人が口頭で説明するのに対し、会社のレターヘッドの入った紙に、責任のある方の署名が入っていれば、会社としてのオフィシャルな書類となります。状況をより的確に説明することは可能と考えます。
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ポケットレターとして以下の情報の記載をアドバイスしています。
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宛名はPort of Entry
U.S. Department of Homeland Security
U.S. Port of Entry -
派遣についての概要(背景、目的)
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滞在期間
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活動場所(可能であればコンタクトパーソン、連絡先も記載)
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具体的な活動内容(箇条書き、商用であれば就労とみなされないように)
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最後のまとめとして以下の文章を記載します。
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今回の派遣が派遣元のための業務であり、派遣先で就労に該当するものではないこと(商用の場合)
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米国を源泉とした給与の支給はなく、必要な経費は派遣元が負担すること(商用の場合)
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業務が終わったら速やかに帰国することを保証すること
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上述の理由により、Visa Waiver Programでの入国を求めること(商用の場合)
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