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面接のポイント E-1 貿易(サービス)

  1. Eビザの概要

日米友好通商航海条約に基づき、発給されるビザ種です。そのため会社および申請者は日本国籍であることが申請の絶対条件です。そして日米間のビジネスにおいて事業を発展させていくことが求められます。Eビザカンパニー新規登録の申請は、会社の条件と個人の条件を満たしているかどうかが問われます。

 

  1. 会社の条件

Eビザカンパニーとして認められる条件は、9 FAM(Foreign Affairs Manual)で定義されています。サポートレターでは “4. E-2 Visa Eligibility“ でその条件を満たしていることを説明しています。

 

  • E-1カンパニーの条件:貿易
  1. 米間で50%以上の定期的、継続的かつ一定量の貿易を行っていること
  2. その貿易により米国現地法人は、安定した事業運営が出来、かつ従業員の収入を賄うに十分な利益が出ていること

*E-1カンパニーは、日米間の貿易量を増やしていくことが暗に求められています。

 

  1. 面接のポイント​​​​​
  • ​​​​​サービスの貿易はモノの貿易と違って、何をもって貿易と主張するのかがポイントとなります。以下の点について、まずはしっかりと説明が出来るようにしてください。
    • 現地法人の役割

    • どのような活動を行っているのか

    • 誰に対して何のサービスを提供し対価を得ているのか

    • 何を貿易としているのか

  • そのうえで、以下の点について回答を準備してください。
    • 日米間で50%以上の定期的、継続的かつ一定量の十分な貿易を行っているか
    • サポートレターの9 FAM 402.9-5(C) Substantial Trade:および9 FAM 402.9-5(D) Trade Must be Principally Between United States and Country of Alien's Nationality:に記載している内容をベースに以下の項目について回答ができるようご準備ください。

      • 日米間の貿易実績の金額

      • 一般的なモノの貿易に比べ決して大きい数字ではないものの、ビジネスの性質上、対価として見合った金額であること

      • 事業開始直後であれば、ビジネスプランに示すように本格的な活動に入れば数字は伸長していくこと

      • 日米間の貿易比率(50%以上であること)

      • 今後も日米間の貿易比率が50%を下回る可能性はないこと

      • 貿易(サービスの提供)は毎月コンスタントに発生していること

  • ​​​​​​​​​​​​​​その貿易により米国現地法人は、安定した事業運営が出来、かつ従業員の収入を賄うに十分な利益が出ているか
    • 提出している直近のPLをベースに、以下回答できるようご準備ください。

      • 現地法人の売上はかかる活動費用のマークアップ●%を親会社へ請求するため、赤字になるような構造になってはいないこと

      • マークアップでなかった場合でも、収益構造を説明し、安定的な事業運営が経営構造であること

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  1. 個人の条件(米国で遂行予定の業務を行うだけでの経験、能力があるのかどうか)
  • 管理職ポジションでの申請
    • ご自身の役割が何であるのか、十分なManagement経験はあるのかといった視点で審査されます。管理職ポジションとしてのご自身のミッション、マネジメント経験、またこれまでのどのような経験や能力が現地で活かされるのかなど、アピールできるようご回答を準備ください。

    • 役職としてのマネジメント期間が短い場合でも、実務上の業務マネジメントや部下の育成などの経験をアピールしてください

    • サポーターレターのDuties and Responsibilities:、Background and QualificationおよびにReason for Assigning an Employee from Japan にも記載の内容もご参考ください。

 

  • Essential Employeesでの申請
    • 現地での業務を遂行するうえで、求められる必要不可欠なEssentialなスキル、専門知識はなんであるのか、それらを身に付けるだけの十分な経験やアカデミックな知識があるのかどうかといった視点で審査されます。日本において関わってきた当事者でなければ業務の遂行は困難であること、米国労働市場で採用した人材では即戦力とはならないことなどをアピールできるようご回答をご準備ください。

    • サポーターレターのDuties and Responsibilities:、Background and QualificationおよびにReason for Assigning an Employee from Japan にも記載しています。ご参考ください。

 

  1. 面接時の想定質問

領事からの質問はシンプルな内容であることがほとんどです。質問に対しては聞かれたことだけに端的に回答するというスタンスで構いません。
実際に多く質問されている内容は以下の通りです。

  • どこで働きますか?

  • 何をやっている会社ですか?

  • あなたの役割はなんですか?

  • 親会社で何年働いているのですか?

  • 赴任先でのポジションは?

  • これまでの仕事の内容は?

  • 今後現地採用の予定は?(組織が小さい場合)

  • (管理職での申請の場合)

    • マネージャーの経験は何年ありますか?

    • 部下は持ちますか?

 

​​​​​​​​​​​​​​面接での質問はケースによっても異なります。シンプルな質問で終わることもございますが、Eビザ新規申請のトップバッターとなる申請者はご自身の役割だけでなく、現地子会社に関する情報についてもしっかりとご説明が出来るよう備えてください。

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  1. 面接の基本情報(当日の注意事項等)